高額介護サービス費の使い方|申し込みから利用開始までの流れ

高額介護サービス費を使い始めるまでの流れを、順を追って整理しました。はじめて介護サービスを検討する方でも進められるようにまとめています。

基本情報

分類 制度・手続き
読み方 こうがくかいごさーびすひ
自己負担の目安 ¥15,000〜¥140,100/月額上限
対象となる要介護度
介護保険 対象外(別制度・別料金)
利用頻度の目安 月ごと

利用開始までの流れ

  1. 窓口を確認する市区町村の介護保険担当課、または地域包括支援センターが窓口です。
  2. 必要書類をそろえる介護保険被保険者証、マイナンバーカードなどが必要になることがあります。
  3. 申請する高額介護サービス費の申請を行います。月ごとの手続きです。
  4. 結果を確認する通知が届きます。内容に疑問があれば窓口へ問い合わせてください。

どんなサービスか

1ヶ月の自己負担額が上限を超えた場合、超過分が払い戻される制度です。

つまずきやすい点

申請しないと支給されません。初回は市区町村から通知が届きますが、見落とさないよう確認してください。食費・居住費・福祉用具購入費は対象外です。

利用の頻度

月ごとが目安です。実際の回数は要介護度と区分支給限度基準額の範囲内でケアプランに組み込まれます。

介護保険の対象外になる費用

高額介護サービス費を利用するとき、介護保険が使えるのはサービス費の部分だけです。次の費用は保険の対象外で、全額自己負担になります。見落とすと想定より支払いが増えます。

  • 証明書の発行手数料
  • 専門家に依頼する場合の報酬

事業所によって扱いが異なる項目があります。契約前に「保険外で発生する費用の一覧」を出してもらってください。

よくある誤解

高額介護サービス費について、実際とは違う形で広まっている話がいくつかあります。判断を誤りやすいところを整理します。

「要介護認定は一度受ければずっと有効」ではない

有効期間は原則12か月(更新時は最長48か月)です。期間満了前に更新申請が必要です。

「申請してすぐサービスを使える」ではない

認定まで原則30日かかります。ただし申請日にさかのぼって適用されるため、暫定ケアプランで先に使い始めることができます。

「自己負担は誰でも1割」ではない

一定以上の所得がある方は2割、現役並み所得の方は3割です。負担割合証で確認してください。

この項目の用語と条件

高額介護サービス費 読み方は「こうがくかいごさーびすひ」。1ヶ月の自己負担額が上限を超えた場合、超過分が払い戻される制度です。
向いているケース 自己負担が重くなっている場合
対象となる区分
料金の単位 月額上限
利用の頻度 月ごと

迷ったときの相談先

高額介護サービス費について判断に迷う場合、次の窓口で相談できます。多くは無料です。

相談先 相談できること
市区町村の介護保険課 認定申請、負担割合、各種軽減制度の手続き
地域包括支援センター 制度全般の相談。どこに行けばよいかわからないときの最初の窓口
担当ケアマネジャー 限度額の管理と、区分変更のタイミングの助言

ひとりで抱えず、早い段階で相談したほうが選べる選択肢は多くなります。期限のある手続きは特にそうです。

よくある質問

高額介護サービス費の自己負担はいくらですか?

¥15,000〜¥140,100/月額上限が目安です(自己負担1割の場合)。所得によって2割・3割になる方は、その分だけ負担額が増えます。なお、このサービスは介護保険の対象外です。

高額介護サービス費は誰が使えますか?

対象は—です。介護保険の給付対象ではないため、認定がなくても利用できる場合があります。

高額介護サービス費で注意することはありますか?

申請しないと支給されません。初回は市区町村から通知が届きますが、見落とさないよう確認してください。食費・居住費・福祉用具購入費は対象外です。

この項目のまとめ

  • 費用の目安は¥15,000〜¥140,100/月額上限
  • 対象は

最後にもう一度。申請しないと支給されません。初回は市区町村から通知が届きますが、見落とさないよう確認してください。食費・居住費・福祉用具購入費は対象外です。

制度・手続きサービスの一覧

※ 掲載している金額は自己負担1割の場合の一般的な目安です。所得に応じて2割・3割負担となる場合があります。地域区分・事業所の体制加算・要介護度によって実際の金額は変動します。制度は改正されることがあるため、利用にあたっては必ずお住まいの市区町村または地域包括支援センターにご確認ください。本サイトは制度の一般的な情報を整理したものであり、個別の医療的判断を行うものではありません。