施設に入る介護サービス一覧|費用と対象者を比較

掲載データの確認日 2026/10/22

62サービスを同じ条件でそろえています

施設に入るのイメージ

介護選び

施設に入る

掲載数
11件
費用一覧

「施設に入る」に分類される11のサービスを、自己負担の目安と対象者で比較できるようまとめました。

施設に入るサービスの一覧

サービス自己負担の目安対象特徴
看取り介護費用要介護度を問わない回復の見込みがない段階で、延命ではなく苦痛を減らすことを中心にする介護です。特別養護老人ホームや在宅で行われます。
養護老人ホーム0円〜14万円/月額自立環境上および経済的な理由で自宅での生活が難しい高齢者を、市区町村の措置で受け入れる施設です。
軽費老人ホーム(ケアハウス)7万円〜15万円/月額自立〜要介護5低額な料金で入所できる福祉施設。所得に応じて費用が軽減されます。
特別養護老人ホーム(特養)8万円〜15万円/月額原則 要介護3〜5公的な介護施設で、常時介護が必要な方が長期入所します。費用が比較的抑えられます。
介護老人保健施設(老健)9万円〜17万円/月額要介護1〜5在宅復帰を目的とした施設。医師と看護師が常勤し、リハビリを中心に提供します。
介護医療院10万円〜20万円/月額要介護1〜5長期的な医療ケアと介護を一体的に提供する施設。看取りにも対応します。
認知症対応型共同生活介護(グループホーム)12万円〜20万円/月額要支援2〜要介護5認知症の方が5〜9人で共同生活を送り、スタッフの支援を受けながら家事などを行います。
サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)10万円〜25万円/月額自立〜要介護5安否確認と生活相談が付いた賃貸住宅です。介護が必要な場合は外部サービスを別途契約します。
住宅型有料老人ホーム10万円〜30万円/月額自立〜要介護5住まいと生活支援を提供する施設です。介護は外部の在宅サービスを組み合わせて使います。
特定施設入居者生活介護(介護付き有料老人ホーム)15万円〜35万円/月額要支援1〜要介護5民間の有料老人ホームのうち、介護保険の指定を受けた施設。介護サービスが定額で受けられます。
シニア向け分譲マンション10万円〜40万円/月額自立〜要介護3購入して所有する住まいです。バリアフリー設計で、生活支援サービスが付くものがあります。

選び方の考え方

介護サービスは「どこで受けるか」で大きく分かれます。自宅で受ける・通う・泊まる・施設に入る、のどれが今の状況に合うかをまず決めると、選択肢を絞りやすくなります。

費用は要介護度と負担割合で変わります。区分支給限度基準額を超えた分は全額自己負担になるため、ケアマネジャーと相談しながら組み合わせを決めてください。

施設に入るの自己負担はどう分布しているか

施設に入るのうち自己負担が分かっている10サービスを自己負担で並べると、下は70,000円、上は250,000円、中央は160,000円です。上下で4倍以上の開きがあり、どの層を選ぶかで負担が大きく変わります。

層該当するサービス件数
負担の軽い層特別養護老人ホーム(特養)、介護老人保健施設(老健)、軽費老人ホーム(ケアハウス)、養護老人ホーム4
中間の層介護医療院、認知症対応型共同生活介護(グループホーム)、サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)3
負担の重い層特定施設入居者生活介護(介護付き有料老人ホーム)、住宅型有料老人ホーム、シニア向け分譲マンション3

まず自分がどの層で考えるのかを決めてから、その層のなかで中身を比べると絞り込みやすくなります。層をまたいで迷い続けると、判断に時間がかかります。

施設に入るの11サービスをひとつずつ

看取り介護

費用。回復の見込みがない段階で、延命ではなく苦痛を減らすことを中心にする介護です。特別養護老人ホームや在宅で行われます。

向いているのは、最期をどこで迎えるかを決める段階に来ている場合です。

注意点:本人・家族・医師・施設で方針を書面にしておく必要があります。決めたあとでも変えられます。**一度決めたら変えられないと思い込まないでください。**

看取り介護の詳細を見る

養護老人ホーム

0円〜14万円/月額。環境上および経済的な理由で自宅での生活が難しい高齢者を、市区町村の措置で受け入れる施設です。

向いているのは、住まいや家族の事情で在宅生活が続けられない場合です。

注意点:介護施設ではなく、入所の判断は市区町村が行います。費用は本人と扶養義務者の収入で決まります。

養護老人ホームの詳細を見る

軽費老人ホーム(ケアハウス)

7万円〜15万円/月額。低額な料金で入所できる福祉施設。所得に応じて費用が軽減されます。

向いているのは、家庭環境や住宅事情で自宅での生活が難しく、費用を抑えたい場合です。

注意点:一般型は自立した生活が前提です。介護が必要になると介護型への移行や住み替えが必要になります。

軽費老人ホーム(ケアハウス)の詳細を見る

特別養護老人ホーム(特養)

8万円〜15万円/月額。公的な介護施設で、常時介護が必要な方が長期入所します。費用が比較的抑えられます。

向いているのは、在宅での介護が困難、費用を抑えて長期入所したい場合です。

注意点:原則として要介護3以上が対象です。人気が高く、地域によっては数ヶ月〜数年の待機が発生します。医療的ケアの体制は施設により差があります。

特別養護老人ホーム(特養)の詳細を見る

介護老人保健施設(老健)

9万円〜17万円/月額。在宅復帰を目的とした施設。医師と看護師が常勤し、リハビリを中心に提供します。

向いているのは、退院後に在宅復帰を目指したい、リハビリを集中的に受けたい場合です。

注意点:在宅復帰が前提のため、入所期間は原則3〜6ヶ月です。長期の入所先としては想定されていません。

介護老人保健施設(老健)の詳細を見る

介護医療院

10万円〜20万円/月額。長期的な医療ケアと介護を一体的に提供する施設。看取りにも対応します。

向いているのは、継続的な医療管理が必要で、長期の療養先を探している場合です。

注意点:施設数が限られています。医療の必要度によって費用が変わります。

介護医療院の詳細を見る

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)

12万円〜20万円/月額。認知症の方が5〜9人で共同生活を送り、スタッフの支援を受けながら家事などを行います。

向いているのは、認知症の診断があり、家庭的な環境で生活したい場合です。

注意点:認知症の診断が必要です。地域密着型のため住民票のある市区町村が対象。医療依存度が高くなると退去を求められることがあります。

認知症対応型共同生活介護(グループホーム)の詳細を見る

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)

10万円〜25万円/月額。安否確認と生活相談が付いた賃貸住宅です。介護が必要な場合は外部サービスを別途契約します。

向いているのは、自立度が高く、見守りがあれば生活できる場合です。

注意点:住宅であり介護施設ではありません。介護サービスは別契約・別料金です。介護度が上がると住み替えが必要になることがあります。

サービス付き高齢者向け住宅(サ高住)の詳細を見る

住宅型有料老人ホーム

10万円〜30万円/月額。住まいと生活支援を提供する施設です。介護は外部の在宅サービスを組み合わせて使います。

向いているのは、介護の必要度が軽い、使うサービスを自分で選びたい場合です。

注意点:介護費用は別建てです。要介護度が上がると外部サービスの費用がかさみ、総額が読みにくくなります。

住宅型有料老人ホームの詳細を見る

特定施設入居者生活介護(介護付き有料老人ホーム)

15万円〜35万円/月額。民間の有料老人ホームのうち、介護保険の指定を受けた施設。介護サービスが定額で受けられます。

向いているのは、手厚い体制を求める、すぐに入居できる先を探している場合です。

注意点:入居一時金が数十万〜数千万円かかる施設があります。償却期間と返還ルールを契約書で必ず確認してください。

特定施設入居者生活介護(介護付き有料老人ホーム)の詳細を見る

シニア向け分譲マンション

10万円〜40万円/月額。購入して所有する住まいです。バリアフリー設計で、生活支援サービスが付くものがあります。

向いているのは、資産として住まいを持ちたい、自立して暮らせる期間が長い場合です。

注意点:介護保険施設ではありません。購入費のほかに管理費・修繕積立金・サービス費が毎月かかります。

シニア向け分譲マンションの詳細を見る

施設に入るでよくある誤解

「特養は申し込んだ順に入れる」ではない

要介護度、家族の介護力、住環境などを点数化して順位が決まります。緊急性が高ければ後から申し込んでも先に入れることがあります。

「老健にずっといられる」ではない

介護老人保健施設は在宅復帰を目的とした施設で、原則3〜6か月ごとに在宅復帰の可否が検討されます。

「サ高住は介護施設」ではない

サービス付き高齢者向け住宅は住宅であり、介護サービスは外部の事業所と別契約になるのが基本です(一部は特定施設の指定を受けています)。

施設に入るで負担を抑える方法

負担限度額認定を申請する

所得と資産が基準以下であれば、食費と居住費が大きく軽減されます。特養・老健・介護医療院・ショートステイが対象です。有料老人ホームは対象外です。

多床室のある施設を検討する

ユニット型個室と多床室では、居住費が月に3万〜5万円変わります。

入居一時金の償却条件を確認する

有料老人ホームでは、一時金の償却期間と、途中退去時の返還額の計算方法が施設ごとに違います。契約書で必ず確認してください。

特養の待機順位は点数制と理解する

申込順ではなく、必要性の高さで順位が決まります。複数の施設に申し込むことができます。

高額介護サービス費と医療費控除を使う

施設の自己負担は高額介護サービス費の対象です。また施設サービス費と食費・居住費の一部は医療費控除の対象になる場合があります。

地域や条件で変わるところ

施設の費用は地域差がきわめて大きい項目です。同じ種別でも、都市部と地方で月額が10万円以上違うことがあります。特に有料老人ホームとサービス付き高齢者向け住宅は家賃相当分が含まれるため、地価の影響を直接受けます。エリアを広げて探すと選択肢が増えます。

相談できる窓口

相談先相談できること
地域包括支援センター施設の種類の説明と、申し込み方法について。無料
担当ケアマネジャー本人の状態に合う施設種別の助言
市区町村の介護保険課特養の申込、負担限度額認定
施設の相談員空き状況、費用の内訳、見学の申し込み
※ 掲載している金額は自己負担1割の場合の一般的な目安です。所得に応じて2割・3割負担となる場合があります。地域区分・事業所の体制加算・要介護度によって実際の金額は変動します。制度は改正されることがあるため、利用にあたっては必ずお住まいの市区町村または地域包括支援センターにご確認ください。本サイトは制度の一般的な情報を整理したものであり、個別の医療的判断を行うものではありません。